2010/01/09

Istanbul

カサバを出て翌日、首都アンカラに到着。

これと言って見所はないんだけど、安宿が多くあるみたいなので

1日だけ滞在することにする。

翌日、旧市街にある「コユンバザール」というところに足を伸ばす。



雰囲気がいいところだったけど、雨が降っていたこともあり早々に引き上げ、

一路イスタンブールへ。

途中の山を越えるころ雪が降り出したので、通りがかったホテルで1泊して、

翌日イスタンブールに到着。

イスタンブールは、アジア側とヨーロッパ側に分かれていて、

アジア側に新市街があり、黒海から南下してマルマラ海に通じている

ボスフォラス海峡を超えると、そっち側がヨーロッパ。

海峡を渡る大橋で、「とうとうヨーロッパまで来ちゃったね~」と、

二人してため息。

とうとうヨーロッパ、だけど私達にとっては旅の終わりを意味し、

ちょっと寂しい気分になる。

まあ最後イスタンブール、大いに楽しもう!

なんてったって、今日結婚記念日なんですから!!!!

渋滞の道を潜り抜け、スルタナーメットという世界遺産に登録されている

歴史地区にやってきた。

ホテルを探すのに車を止めていると、沢山の客引きが声を掛けてくる。

結局通常40ドルする部屋を半額で借りることができ、

2日そこに泊まることにした。

観光シーズンではないので、経営体制もユルユルで、

ホテルの1階にあるカフェテリアは今は閉めているから、

勝手にキッチン使って料理していいよと言われた。

とは言っても今日は結婚1周年の記念日。

そんな日にこんなロケーションなんて、サイコー。

美味しそうなレストランにでも行き、ワインでも空けて。。。

なんて思ってたけど、時間も遅くなってしまっていたので、

結局キッチンで、パスタを作って食べた。

どっちらけである。

別にマーカスのせいではないけど、八つ当たりをして不貞寝する。

かわいそうなマーカス。

いじわるな私。


翌日反省して気を取り直してイスタンブール観光へ。

有名なブルーモスクは、当たり前だけど写真で見るよりもはるかに美しく

その内部もすごくきれいだった。

だけど、人がいすぎ。

これはもう仕方のないことだけど、オフシーズンのこの時期にこれだけの

人が居るんだったら、観光シーズンは一体どうなっちゃうのか、

考えただけでも恐ろしかった。



ガイドブックに乗っていた「エジプシャンバザール」という所に行ってみる。

「生活臭が漂い、地元客が多く観光客値段でないのがうれしい」

と書いてあったので行ってみたけど観光客だらけで、

私達がいつも行っているようなローカルなバザールでの値段を考えると、

5~10倍ぐらいの値段がするものばかりだった。

イスタンブールの竹下通り

ぶらぶらと町を散策して夜になり、今日こそ念願のレストランで食事をして

結婚1周年のお祝いをした。

レストランにはお酒がなかったので、

ビールでも買ってホテルのカフェテリアで飲もうかと思ったんだけど、

ここでもお酒を飲むことが禁止されていて、

そういえばイスラム国家だったということを思い出した。

地方ではガンガン飲んでいたけどね。。。


翌日、イスタンブールを後にして国境の街「エディルネ」に向かう。

春のように暖かかったので、久々にテント泊が楽しかった。

トルコの旅を終え、ブルガリアに突入。

EUに入ったということは、これ以降完全に帰り道。

ある意味この日私達の旅が終わったようなものだった。

まあ、家に着くまでが旅ではあるんだけど、

高速道路を駆使し、今までにない速さで距離を進め

ドイツを目指す。

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