2009/03/31

海外に車を持っていくには?

海外に車を持って出るには、それなりの手続きが必要です。

まず、車の車検証の英語版を陸運局で作ってもらう。
それに伴い、ナンバーも英語版のものを作ってもらう。

これは、ナンバーとか、標識を作っている会社があって
そこにお願いして作ってもらいます。前後あわせて5500円で出来ます。

その後は、本当は車の持ち出しにはカルネという、JAFが発行している
国際通行許可書みたいなのがあって、ホントはそれを持っていけば通関とか
一発だし、色々楽な面があるんだけど、その反面期限も1年で色々規定も
細かくあるらしいので、それには頼らず自力で国境を突破したいと思ってます。

言ってしまえば、色々と裏ワザがありまして、別に危なかったり
悪いことではないんだけど、そういうの知ってる先輩方色々いましてね。

いまさらながら、ネットの力はすごいなーと思う。
ワンクリック、ポチッとなで、世界がまたぐるりと変わってしまう。

10年前とかだったら、絶対に不可能だったと思う。(私はね)
不可能というか、こんなこと考えもしなかったでしょうね。
でも、30年まえから、こんなことやってる人もいるんだから驚き。

とまあ、そんな感じで車を港に持っていって通関手続きなどをして船に
乗せて行くわけです。
私たちの車は、約5万円でウラジオストクまでいけるそうです。
(人間は別料金)

まあ、その船がまだ予約取れてないんだけど。。。

ロシアに行って、もし車で事故ったら??ということを考えましたが
日本の自動車保険では、海外の有事に対応してはくれないと思うので
ウラジオストクの港に着いたらまず、保険会社を探して加入するつもりです。

車は、ほんとボロボロになるそうです。
道も道、距離も距離だしね。(3~5万キロだよぉ!)
今は、ほんとピカピカでデカくてかっこいいんだけど
どんなに立派なタイヤを履こうが、どんなに気をつけて
運転しようが、ほんと見事にボコボコになる。

まあ、オフロード車なりのかっこいいオンボロ車になって
命を燃やし尽くすことが出来れば、わたしらのランクルさん
成仏する事でしょう。
南無~。

2009/03/29

ついにご対面


ランクルがついにやってきました。
一言でいうと、「デカすぎてかっこいい」。
ランクルのロングなんだけど、想像してたよりはるかにでかくて、
東京はこんな車で走りたく無いなぁ。
しかも、1ナンバーでトラック扱い。
だから。高速道路の料金も高くついてしまうんです。
ともあれ、無事に納車ができてよかった。
これから急ピッチで旅仕様に改造していきます。

2009/03/24

ルーフテント


RoofTent


これが、旅の宿「ROOFTENT INN」です。
中国から、個人輸入して手に入れました。

このテントは車の上のキャリアにつみます。
閉じているときは、150cm四方、厚さが30cmぐらいの四角い本みたいに
思ってください。
それが、バサっと本みたいに開くと、飛び出る絵本のごとくテントが登場します。
アコーディオンテントとでもいいましょうか?
これ、私も見る前にどんなふうに車の上にテントなんか張るのか想像が
つかなかったんだけど、見てびっくり!!

試しに入って見ましたが、中も大人4人ぐらいなら余裕で寝れるし天井も高くて
相当気に入った。

ただ、就寝時は外にむき出しなのでやはり安全面でいうと車内よりは劣るけど
居心地は最高ということで、良しとしよう。

危ないときは危ないし、ダメなときはダメなんだ。

リスクなくして、快楽は得られず。
ビビッって窮屈な旅をするよりも、もう開き直りが必要。
のびのび快適睡眠で旅を楽しむのが得策でしょ。

「ROOF TENT INN」では、ただ今体験宿泊キャンペーンやっております。
あなたを夢の世界へとご招待。
当家の庭にて地上での設置になりますが、入っておく価値はあります(笑)
まじで。

出発まで1ヶ月・・・しかし準備がまだ

この1ヶ月はあっという間だったな。
着実に準備は進んでいるんだけど、いまだに想像しがたい旅です。

一番肝心な車が手元にない。
それと、船の予約がまだ取れていない。

まず、車。
見つけたのが去年の年末、約3ヶ月まえ。

車庫証明、車のメンテナンスなどで相当時間がかかっていたが
ついにこの金曜日に納車です。

私は初めての対面。
相当でかいらしいので、覚悟が必要(運転と車庫入れ)

多分車が来てから、中を改造したり荷物を詰めたりと最終的な
準備をしながら、やっとこさ湧いてくる実感がこれまたソワソワすんな~。

それと、船。
これには、かなりあせっておりまして
日本からウラジオストクまでの船は、富山県の伏木港というとこから
毎週金曜日にでて、伏木・ウラジオ間を往復で運行しています。

乗客のほとんどが、ロシアから日本に車を買いに来る中古車業者です。

人間も貨物も両方乗り入れることができる「貨客船」はこのルーシー号という船しかありません。

しかし、昨年の年末にロシアの輸入中古車の税率が一気に上がってしまったらしく
ロシアでの売り手、買い手が激減したそうです。
ということは、ルーシーに乗ってくるロシアの業者も激減→船も出ない・・・
そんな状況なので、運行スケジュールが非常に不安定らしく、なんと1週間まえに
ならないと確定しないという有り様。

しかも、当初乗る予定だった4月24日の運行を最後に船のメンテナンスのため
1ヶ月間運行しない。

その最終便の運行もまだ定かではない。

となると、6月・・・って、そういうわけにはいかないのが、この旅のウィークポイントでも
あります。
なぜならば、6月以降シベリアの雪が溶け出して、道路が沼と化し、輪行不可能になるからです。
だから、4月しかない。
この4月がだめなら、また1年待たなきゃいけないの!!

そして今確定しているスケジュールが4月17日。
これは、完璧に出ると分かっているんだって。

これに乗れればバンバンザイ。
しかし、準備が整わない。車の改良がうまい事進めばこの日に出れるんだけどな・・・

そして、今ひとつ考えてるのは
貨物船の運航は通常通りでているらしいので、車だけ先に送って
体は、まず下関から韓国のプサンに船で行って、ソウルからウラジオストクまで
飛行機とか・・・
そんな案もちらほら。

どうなることやら。

スタートがこれだもんな。

前途は多難です。

あ、それとロシアの12ヶ月のマルチビザが手に入りました。

2009/03/17

さよならっていうか、またね・・・

なかなか会えない友達に会うラッシュが始まっている。

やはりいつも思うのは、どんなに時間があいてもどんなに
距離があっても、変わらずすてきな友達の関係を保つことが
出来る人がいる。

そういうことを再確認させられる日々でございます。

歳も歳っていうのもあるかもしんないけどね
しょっちゅう連絡なんか取らなくてもいいんです。

ただ、会って話して酒を飲み、夜を明かすことで
空白の期間なんてすぐ埋まる。(ああ、またオッサンくさい)

そういうのが、いまとても心地良いです。

それとは逆に、常に周りにいてくれる友とは
どうやってこのお別れを処理できるんだろうかと
最近もっともっと心配になってきた。

親も含めて、このブログ見るのを拒否する人が
いたりね。。。(旅立ったら見るって)

さびしくなっちゃうもんね。

とても複雑な心境。

「また会おうね。」

これで、少しは心が安らぎます。

2009/03/13

バディ メンテナンス

最近からだの修理で大忙しです。
なにせ、ポンコツなもんでね。

まず、歯医者さん。
虫歯があることは知っていたんだけど、そんなに痛くないからずーっと放置していて
でも、この前前歯が欠けてしまって、さすがに歯抜けはまずいとおもい歯医者に行ったら
まあ、相当数の虫歯が発覚してしまって、今大急ぎで治療中。

先生にもあんまり時間が無い事を伝えてあるので、すごく協力的に治療のスケジュールを
たててくれたり、結構人気の歯医者だから予約でパンパンなんだけど、空きがでたら
連絡してくれたりと、ほんと助かってます。

週に2回は行っていってるので、まず、ものすごくお金がかかる。
でも仕方ないな。

この数ヶ月は、身体のメンテに相当な金が持ってかれてます。

水曜日には、ワクチンの接種にいってきました。

旅先で何があるかわかんないもんね~。

とりあえず、受けたのが「A型肝炎」「破傷風+ジフテリア」。
保険が効かないので、これまた痛い出費。

A型肝炎なんて、3回受けなきゃいけないんだからたまったもんじゃない。
まあ、2回でやめときますけど・・・

それと、予約がやっととれた人間ドック。
といっても3週間まち。4月の頭に行ってきます。

乳がん検診に、婦人科検診。

この際全部やっていこうと思います。

これで、悪いところが見つかったら旅どころじゃ無いんだろうけどね。
知らないよりましかと・・・

あと、その他心のメンテはお風呂の王様で。
体をポカポカにあっためて、脳みそもブヨブヨに伸ばして
リラックス。

そのあと、水風呂に極限まで入って心臓も冷たくなって
呼吸も冷たくなってきたころに、一気に40度のフロに
ダイビング。
すると、縮こまった血管が一気にブワーっと広がって
体の中が一瞬真空状態になります。

空を飛んでいるよう。

これが、めちゃめちゃ気持ちいい。体にもきっといいはず。
サウナなんか目じゃない!!

体を温めると、心が安らぐ。これ本当です。
疲れたらお風呂。悩んだらお風呂(+ビール)

お風呂の国の人だもの。(出た~)

2009/03/08

我らの先輩に教えを乞いに。。。

先日、5年前になるけどシベリア大陸を車で横断した人に
会いました。

ヨーロッパではこういう長旅をする人はいっぱいいるから
情報なんかもすぐに拾えるんだけど、日本からスタートする
人はなかなかいません。

ネットで探しまわって、ようやく「話が分かってくれそうな人」を
見つけて、連絡をとり会う機会がもてたんです。

私と同じ年の彼は、5年前にポルトガルで行う友人の結婚式に
車で行っちゃったんだって。すげー。

しかも、オークションで手に入れた10万円の車で!!!

それで、一人でロシアを横断してヨーロッパを回って結婚式に出席
したらしい。

私たちの旅同様、富山から車を船に積んで運びウラジオストクまで行って
スタートした。

私たちが今必要としている情報をほとんど持っていて、手続き上で
必要な書類とか、実際書いたものとかのコピーを一通りとってきてくれて
それまでの不安に思ってた事がこの1日で解決したといってもいいでしょう。

やはり旅に慣れている人だと、何が一番有効な情報なのかちゃんと心得ているから
会社なんかを通して色々やるよりよっぽど早い。

今回もありがたい事に、そういう人とめぐり合えてほんと良かった。

会合の場所は、新宿のロシア料理のレストラン。
だいぶちゃんとしたところで、席の予約までしてもらった。

話の内容がロシアについてだったので、こういう粋なセッティングを
してもらったんだけど、彼曰く
「ロシアでこんな料理が食べられると、思わないほうがいいです」
と一言。

多分、こんなレストランなんて都会のほう(モスクワとか)にしかないし
ロシア=こういう食事っていう考えは「危険」という事でしょう。

何がどうまずかったり、逆に何が美味いのかとか全然分からない。

期待もしていない。

このくらいがちょうどいいんだろうな。

ロシアは未知な国で、すごい暗いイメージで正直あんまり興味がなかったんだけど
この先輩に会っていろいろ聞いてからは、次第に興味深くなってきました。

旅への出発も50日きりました。

1日1日がほんとに早く終わってしまいます。

明日も、調べ物と問い合わせで1日が終わる。

そんな感じ。

2009/03/05

ツアーの続き


浅草からすぐのところに、合羽橋という問屋街があります。

調理器具や食器が安く買えるところで、一般の人ももちろん買えます。

とにかく何でもかんでもある。

もうすぐ出発するので、今のうちに「日本」でしか
変えないものは、買っておこうと思ったのです。

言ったらきりがなくて、うなぎ用の重箱とかお蕎麦用のざるとか
すっごいいいやつがいっぱいあって、買いそうになったけど
ここはグッと我慢。

合理的なダンナさんが、そんな無駄な買い物を許すはずがありません。
第一、年に何回使う??
自問自答を繰り返しながら、目移り激しい中でやっと買ったのが
「南部鉄器」シリーズ。

まずは、鉄瓶。やかんですな。
そして、いろりなべ。
おまけで、鯛焼き器。

これは、いい買い物をした。
直火でも、ガス台でも、IHでも使える優れもの。
しかも、外でも使えるからね。

こうゆう買い物なら、ダンナサンは大賛成。

それにしても、歩いた歩いた。
同じものでも、ちょっと2.3軒先の店に行けば値段が
全然違うこともある。

だから、一通り全部回ってつばつけといて最後にダッシュで
買いに行きました。(時間がギリだったので・・・)

まあ、そんな買い物も買ったものと共にいい思い出に
なりそうです。

すっごい、重厚な「南部鉄器」は一生物になるでしょうな。