2009/11/17

Aktau to Baku

奇跡の再会@アクタウ

そろそろ港町が見えてきたころ、マーカスのお父さんから電話があったので
クルマを道端に停めて話していた。
5分ぐらいたってから、突然私たちの前にクルマを停めてこっちに向かってくる
男がいた。
近づいてきて思わず叫んでしまった。
 「おおおおおー」
彼は、2ヶ月前にここからおよそ4000km東に行ったカザフスタンの路上で
たまたま会ったアクタウ在住のバイカーで、スズキの350ccの小さいモトクロスで
旅をしている最中だった。
たった少しの間話しただけなんだけど、後々にアクタウに行くことは
分かっていたので、彼の電話番号だけは聞いておいた。
そしてアクタウについたら電話してみようと言っていた矢先に彼が突然
目の前に現れたのである。
これもまた偶然に!
これにはお互いびっくりして、マーカスと彼はまるで昔からの友のように
抱き合って再会を喜んでいた。

彼はその日、ちょっと遠くに住む友達のところに用事があって、今日中には
帰ってこれないかも知れないと言っていたんだけど、私たちの乗るフェリーが
翌日出発することを知ると、早々に用事を済ませわざわざ戻ってきてくれて
ホテルの手配までしてくれた。
ホテルなんてもちろんこの旅に来て泊まるのは初めてだった。
しかも出来たてっぽい、超綺麗なベイサイドホテル。
オーナーが知り合いとの事で、タダで泊まらせてくれた。
もう何から何まで至れり尽くせりだった。
もうちょっと時間があればいろいろゆっくり話しもできたけど、
何せ全く予想外に船が明日出るなんていうもんだから、
結局数時間だけの再会になってしまった。
この御恩は絶対に忘れまい。

フェリーにおいても、私たちは超ラッキーだった。
アクタウから、カスピ海を渡ってアゼルバイジャンのバクーまで行くフェリー。
距離はおよそ400km。
このフェリーの運行状況が実に不安定で、週に1回しか運航しないと言う人もいれば
10日待ったという人もいたり、とにかく情報が確実なものではないので、
「来たら乗ろう、来るまで待とう」と
全く期待してなかったんだけど、運良くちょうど次の日に乗れることになった。
待合所ですでに3日待ち続けたおばさんがいた事を考えると、私たちはホント
ラッキーだった。
ホテルを出て、港に向かったのが午前11時。
いろんな手続きをして待つこと5時間。
船にクルマを乗せて、自分らも乗船してなんだかんだで出発したのが翌日の
午前3時半だった。


キャビンは最悪だった。
ベットもボロボロで、なのにわざとカバーが掛かっていなくて
カバーを借りるのにお金を払うというシステム。
食事なんか出る訳が無い。
それに、空き部屋がたくさんあるのに、わざと4人部屋にパンパンに人を詰め込んで、
別のキャビンに移りたいというと、そこでまた料金が発生する。

それを思うと日本からウラジオストクまでのルーシー号はなんて素敵な
船だったかと思う。
まあ、それでも一人100ドル。
クルマが50ドルと思ってたより全然安くて、お値段相当と言ったところかな。
結局着いたのが翌々日の朝。
18時間で着くと言っていたのに、3日かかったし!

そして7カ国目、アゼルバイジャンに近づいてきた!

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