ガンバリ家のペット、ヤマウズラ。停止時は片足で立つ不思議な鳥 |
シラーズ3日目。
あまりに居心地がいいので、もう1泊させてもらうことにした。
もう1泊だけと言うと、ナザニンはあと1週間ぐらい居るべきだとダダをこねだす。
「でもねー、先に行かなきゃ行けないんだよ。。。。。」
そう彼女を諭し、今日と明日は楽しく過ごそうという事になった。
でも事あるごとに「ずっとここに居てー」と悲しそうな顔をされ、けっこう辛くなる。
今まで色んな国を旅して、色んな人たちにお招きに預かり楽しい時間を共有してきたけど
今回はやけに、別れが辛い感じになってきた。
考えないようにしよう。。。。。
さてさて、この日もまた色々観光に連れ出そうとしてくれたんだけど、シラーズの観光には
あんまり興味がない私達は、家族と一緒に料理がしたいとリクエストした。
そこで張り切って良い返事をしてくれたのが料理長の次男。
こんなチャンスはめったにないでしょ!
この日作ったのはイラン北部の郷土料理だという「Baqlh Qatq」という、ソラマメと大量の
ディルを炒めて、卵で閉じるという料理。
見たことも食べた事もない組み合わせ!斬新だ。
女集団が台所でひしめき合ってるころ、マーとシェフは庭にあるガス代で30分ぐらいかけて
じっくーーーーりナスを炒めている。
そうして、作る料理がこちら
料理名はわかりませんが、作り方が気になるという方はこちらを参考に。
だいたいこんな感じで、あとは創造力を働かせて作ってみる。 |
ここに走り書きしてあるイランの料理サイトは、英語でもレシピが紹介されているので
けっこう使えます。
さてさて、みんなで作ったお昼御飯。
出来上がりはこちら!
このディルとソラマメは、美味しいけどまぁ普通。
問題はこのナスのペースト!
激ウマです。
トルコとかカスピ海を囲む国に、この手の食べ物ってよくありますが、
今回のイラン旅で一番美味しかった食べ物がこれでした。
今度再現して上手くできたら、レシピ載せます。
ああ、忘れぬうちに早く作らなければ。。。 |
シラーズに限らずだけど、このイランの旅では食べ物ネタが多いですね。
旅人情報では、イランの食べ物は不味いと良く聞くんだけど、それはバリエーションが
少ない外食の場合に多いのであって、家庭料理はほんとに色んな料理があって
面白い。
例えば日本でおふくろの味「肉じゃが」が、外食産業で発展しないように、家庭料理の域を
超えずにいるけど美味しい食べ物って世界中にいっぱいあると思うんです。
その国の真の食文化は家庭にあり。
そうは思いませぬか???
続
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