2016/12/29

ニッポン車中泊の旅_京都~妻籠宿

直島からフェリーに乗り、本土の岡山県側には30分ぐらいで着いた。

その後走れるところまで行ってしまおうということになり、ライトアップされた夜の姫路城を
横目に見ながら、京都に到着したのは深夜1時過ぎ。

国道をひた走り、6時間ぐらいで着いた計算。


京都ガレリア亀岡という道の駅的なところで車中泊。

さすが京都だけあって、早朝6時でこの車中泊組の多さ。

ナンバーもバラエティに富んでいて、北海道ナンバーのキャンピングカー があったりした。

事前に連絡しておいた京都に住む友達一家を訪ねる前に、いつ行ってもどこからどこを見ても
いつの時代も絵になる「伏見稲荷」へ向かった。




 




腰の神様があったり。




だるまさんも、進歩したこと。


京都は去年も来たし、メインは友達訪問だったので、観光らしい観光は今回はしなかった。

こちらは1年ぶりの再会。

また元気に会うことができてうれしかった。

京都左京区の庶民が暮らす住宅地も、なかなか魅力的なところです。


 1夜明け、桜満開直後の小春日和。

すぐ近所の平安神社まで散歩に出かけ、その後その友達が出店している手作り市へ。


そういえば通りすがりの美術館で春画展がやっていて、東京で見に行った友達の報告も聞いて
いたので見てみたかったけど、土曜日だったこともあり、ものすごい行列ができていたので
断念。

残念。

 





焼き菓子屋さんをやってる彼女たちは、今は店舗はないんだけど、こうやって毎週毎週
市場に出店して、生計をたてている。

旦那さんは自宅である古い町屋の内装をちょこちょこやりながら、たまにバイトもしながら
という感じで、どこまでも社会に縛られない生き方を選択している素敵な夫婦だ。

夏前に2人目の子供も生まれ、ますます賑やかな家族なったみんなにまた会いに行くのが
楽しみだ。
 


こちらも1泊。

束の間の滞在。

とりあえず、関東方面を目指す途中、琵琶湖があったの立ち寄ってみることに。


湖畔の住宅地を散策したり

夕飯作り


浜辺でその辺の子供たちとたくさん遊んでいたくり坊くん。まだまだ遊び足りず。

琵琶湖を夕方過ぎに出発して、どうしたんだっけ??

この辺の記憶が曖昧なんだけど、旅の最終日は長野県の妻籠宿にやってくる。

 中山道42番目の宿場として栄えた歴史があり、その街並みを今に伝えてる観光スポットだ。







まるで映画のセットの中に紛れ込んできたのかと思うくらい、すべてが当時の面影を残したまま
整然としている街並み。


こういうところに、道後温泉があったら良かったのに。。。









橋の上では子猫が昼寝していた。


一通り見終えたあとは、この妻籠宿からもっと上の方の山にある温泉へ。

 




ここではお湯が熱すぎて、パパとお風呂に入っていたくり坊が大泣きした。
客が私達だけでよかったけど。




山を下る途中に、公園のようなところでご飯を作って食べていたら、近くに住むおばあさんが
やって来て、色々とお話しをした。

最初はきっと警戒心をもってたに違いない感じだったんだけど、次第に打ち解けて
外なのに「ごめんねぇ、お茶も出さないで」というぐらい、心を開いてくれたのがうれしかった。

おいしい自家製のお漬物を頂いたり、そのうち孫もやってきて、くり坊と遊びだしたり。

今の時代に珍しい、というか、ここでは当たり前の光景というか、子供たちが数人あつまり
みんな長靴を履いて、竹の子獲りに出かけるんだといってはしゃいでいた。

その姿が、なんとも可愛らしかった。


この日は私達の1か月に及んだ車中泊最後の夜だった。

泊まったのは、どこかの川のほとりで、県道沿いだったからか、暴走族の音がうるさかった。

車の周りでガヤガヤやってたみたいだけど、眠くて眠くてよく覚えていない。


翌日友達と落ち合う予定だった、山梨県の一之瀬高原キャンプ場に向けて距離を
進める。
 
道の駅は山菜の宝庫だった。

 旅は次回で最終章。

 続

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