タブリーズのバザールから寝床探しもかねて、イランのミニカッパドキヤとも言われている
キャンドヴァ-ン村に向かう。
町を抜け、住宅地を抜け、小さな村をいくつか通り過ぎるとちょっとした山道に入り
しばらく行くと、人里離れた山のふもとに小さな村があった。
この村は、あのトルコにある世界的観光名所のカッパドキアのようなニョキニョキの奇妙な
岩に囲まれている。
しかし山肌の一部だけというだけで、 本物とはとても比べ物にはならない。
だけどこれはこれで、この村のシンボルみたいな感じでいいんじゃないでしょうか。
しっかりと観光地にもなってるみたいで、村に入る前に通行料も取られる模様。
私たちは取られなかったけど。
村に入り、きれいな川沿いの道を行くと左手に洞窟ホテルなるものが見えてくる。
これは、多分あの奇岩に似せて作った人工の建物。
イランの最後ぐらい、ホテルにでも泊まろうかと思ったけど意外に高くて、しかも着いたのが
夜遅く、寝るだけのために払うにはもったいないので、結局村のはずれにある川辺で車中泊。
翌朝
すがすがしい朝を迎え、車の外で朝ごはんを食べていると向かいの山の上から
羊を連れたおじさんがやってきた。
同時に背後の道からは、ドンキーに乗ったおばちゃん達が続々と現れ、その後ろにも
数百頭の羊の群れ。
川の向こう岸に集結した羊たちは、ぎゅうぎゅうに一まとめされ、そこにおばちゃん達が
もぐりこみ、せっせと乳搾り。
500頭ぐらいはいる羊の群れと、乳を搾るおばちゃんたちを眺めながら、たまに手を振ったり
するんだけど、みんな私たちを見て見ぬ振りをしている。
そういえば、さっきから通りかかる村人にも挨拶をするが、9割の確立で無視されるか
そっけない返事が返ってくるばかり。
この村はきっと、観光客があまり好きではないんだろうな。
岩とその周りのレストランや商店を除けば、ここはフツーのイラン人が住む小さな村だ。
そんなところに、1泊100ドルもするホテルに泊まりにくる外国人や金持ちイラン人に
嫌気がさすのもなんとなくわかる気がする。
それと対照的だったのが、ここで商売をする人たちの愛想の良さ。
観光客の恩恵に与かっているのは、こういった商売人だけなのかもしれない。
この奇岩のエリアは、岩の洞窟を利用して小さなお店や観光案内のオフィスなどが
あちらこちらに散らばっている。
そしてこんな観光地のお土産屋さんでも、売っていたキリムの値段はもちろんおじいさんの
正直価格。
ここでも1枚お買い上げ。
その後は一路国境への道。
1ヶ月前イラン入りした、オールミエ付近の国境に近づくにつれ、帰りたくないような。。。。
というのはウソで、違う国に行ける喜びと期待で満ち溢れていました。
最後オールミエのバザールでいろいろ買い物し、イランで何回食べたかわからない
チェロウ・ケバブを食べ収めして、トルコに向かう。
そして、国境に一番近いガソリンスタンドでディーゼルを260リットル満タンに!
イランの驚きのオイル事情については、次から書くイランのまとめにでも書きます。
ということで、私たちの35日に及んだイラン5000kmの旅は終わったのでした。
しかしイランを出ただけであり、私たちの旅は今度はトルコ人の手厚いホスピタリティーとともに
まだまだ続くのでした。
続
キャンドヴァ-ン村に向かう。
町を抜け、住宅地を抜け、小さな村をいくつか通り過ぎるとちょっとした山道に入り
しばらく行くと、人里離れた山のふもとに小さな村があった。
この村は、あのトルコにある世界的観光名所のカッパドキアのようなニョキニョキの奇妙な
岩に囲まれている。
しかし山肌の一部だけというだけで、 本物とはとても比べ物にはならない。
だけどこれはこれで、この村のシンボルみたいな感じでいいんじゃないでしょうか。
しっかりと観光地にもなってるみたいで、村に入る前に通行料も取られる模様。
私たちは取られなかったけど。
村に入り、きれいな川沿いの道を行くと左手に洞窟ホテルなるものが見えてくる。
これは、多分あの奇岩に似せて作った人工の建物。
イランの最後ぐらい、ホテルにでも泊まろうかと思ったけど意外に高くて、しかも着いたのが
夜遅く、寝るだけのために払うにはもったいないので、結局村のはずれにある川辺で車中泊。
翌朝
すがすがしい朝を迎え、車の外で朝ごはんを食べていると向かいの山の上から
羊を連れたおじさんがやってきた。
同時に背後の道からは、ドンキーに乗ったおばちゃん達が続々と現れ、その後ろにも
数百頭の羊の群れ。
朝の通勤ラッシュ。お勤めご苦労様でございます! |
川の向こう岸に集結した羊たちは、ぎゅうぎゅうに一まとめされ、そこにおばちゃん達が
もぐりこみ、せっせと乳搾り。
500頭ぐらいはいる羊の群れと、乳を搾るおばちゃんたちを眺めながら、たまに手を振ったり
するんだけど、みんな私たちを見て見ぬ振りをしている。
そういえば、さっきから通りかかる村人にも挨拶をするが、9割の確立で無視されるか
そっけない返事が返ってくるばかり。
この村はきっと、観光客があまり好きではないんだろうな。
岩とその周りのレストランや商店を除けば、ここはフツーのイラン人が住む小さな村だ。
そんなところに、1泊100ドルもするホテルに泊まりにくる外国人や金持ちイラン人に
嫌気がさすのもなんとなくわかる気がする。
それと対照的だったのが、ここで商売をする人たちの愛想の良さ。
観光客の恩恵に与かっているのは、こういった商売人だけなのかもしれない。
この奇岩のエリアは、岩の洞窟を利用して小さなお店や観光案内のオフィスなどが
あちらこちらに散らばっている。
そしてこんな観光地のお土産屋さんでも、売っていたキリムの値段はもちろんおじいさんの
正直価格。
ここでも1枚お買い上げ。
その後は一路国境への道。
1ヶ月前イラン入りした、オールミエ付近の国境に近づくにつれ、帰りたくないような。。。。
というのはウソで、違う国に行ける喜びと期待で満ち溢れていました。
最後オールミエのバザールでいろいろ買い物し、イランで何回食べたかわからない
チェロウ・ケバブを食べ収めして、トルコに向かう。
そして、国境に一番近いガソリンスタンドでディーゼルを260リットル満タンに!
イランの驚きのオイル事情については、次から書くイランのまとめにでも書きます。
ということで、私たちの35日に及んだイラン5000kmの旅は終わったのでした。
しかしイランを出ただけであり、私たちの旅は今度はトルコ人の手厚いホスピタリティーとともに
まだまだ続くのでした。
続
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