2013/11/20

ネムルト山の天然温泉

さて、やってきたのは温泉が湧き出ているという湖。

私はてっきり、その湖全部が温泉だと思っていたんだけど、実際は湖のほんの一角に
湧き出ていて、そこが岩で覆われている。

2人入ったら満員ぐらいの大きさだけど、リウマチなどを治すためこのお湯を求めにくる地元の
人もいるみたいだ。

私たちはさっそく温泉の前の原っぱに車を止め、ご飯をたべたり本を読んだりしながら
夜になるのを待った。



夜になる前、試しに湯加減チェック。
この辺は東部の保守的なところなので、水着はやめて短パンで入浴。


お湯は最初のうちだけものすごく熱いけど、慣れたらいい湯加減。

泉温は日に日によってまちまちだけど、熱いときは70度近くまで上がるそうだ。

底は砂で、所々からメチャメチャ熱いお湯が噴出しているのが見える。

まさに天然の温泉。

昼間のうちは観光客がけっこう来て、温泉に足をつけて帰ってくんだけど
夜になればこれを独り占めできるという贅沢。

温泉つき車のお宿。

最高のロケーションだった。

 


翌日。

天気も良かったし、この旅に出て一度もトレッキングしてなかったので、せっかくだから山に登ってみようということになった。

高さはそんなにないけど、見た目ですでに急な山だというのは一目瞭然。

登りはいいけど、下りがキツそう。。。

まぁ、下ったら温泉があることがせめてもの救いかな。

急な斜面をぐんぐん登り、振り返ると自分たちがいた湖と、その後ろにある青い湖が
だんだんと姿を現してくる。


そして頂上から見えた湖がこちら。
登ってきてよかったー。







 しばらく頂上付近で休憩したあと、今度は恐怖の下山。

登りの急斜面から、下りの大変さは想像できていたけど、なかなかのものだった。
普通に歩いていたら、膝に負担が掛かりすぎて危ないので、ここは重心をどこにも掛けず
猛ダッシュで下ってゆく。

火山なので足元はやわらかいし、こけても痛くない。富士山みたいな感じ。

二人して、猿のように滑りながら走り無事下山。

行き2時間、帰り30分という、脅威の急斜面登山だった。




山を下ってからは、のどかな湖のほとりに一軒だけある東屋で一休み。

観光客を乗せたバスが、どんどん来ては湖で1時間ほど休憩して帰ってゆく。

外国人のバスなんか、その休憩してるそばからテクノミュージックをガンガン掛けていて
ツアーガイドの計らいなんだろうけど、みんなの迷惑そうな顔といったらなかった。


夕方5時ごろを境にぴったりと観光バスが来なくなり、湖にもやっと静寂が訪れる。

暗くなったら私たちは山登りの疲れを癒しに温泉につかり、のぼせたら湖で泳いでなんていう
またまた楽しい夜を過ごしたのでした。

2泊3日。
たまたま通りかかった町外れの、さらに外れた山奥の秘境トリップのお話でした。

4 件のコメント:

  1. ことみん★
    お元気?
    ことみは楽しそうに~旅してるのねー。すてきね。
    そうそう、わたし盛岡に帰ってきています。
    ドイツはいつの時期がオススメですか?

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    1. かなつん、久しぶりー
      元気にしてた??
      盛岡に帰ったって、東京を引き上げたってこと???

      こちらおすすめの時期はやっぱ夏だなー
      え、遊びに来る?
      今年の夏は子が生まれるよー。

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  2. わーーーーーーー!!!!
    すてきーーーーーーー!!!
    そうなのね★
    すてきーーーーーー!!!
    おめでとう★たっくさんおめでと!
    そっか、そっか、嬉しいね。
    そうやねん。引き上げたねん。
    そうやねん。行きたいねん。遊びに!!

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    1. そやねん、生まれんねんでぇー!!
      落ち着いたら遊びに来てねー。

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