2019/10/15

2018年グルジア車中泊の旅_⑰首都ティビリシ


秘境から再び下界へ。

首都ティビリシ。

流行りのショッピングモールで、さっそく腹ごしらえ。



山から下りてきた直後で、このギャップにしばし圧倒される。

ここも、確かにグルジアなんだよな。。




洒落たレストランに入ってみる。

メニューはグルジアの定番料理が勢ぞろい。

なんだけど、私はもう何度食べたか分からない
安定のヒンカリを頼む。

そして、都会に来ようが安定の値段設定。

大好きよ、グルージア❤



食事ついでに、モールも探索したり。

ああ、文明が眩しい!!

色々とパクリ要素が多い、ジャパニーズスタイルの雑貨屋さん


陳列!!!!!

ティビリシには2泊する予定だったので、あらかじめアパートメントホテルを
予約しておいた。

旧市街の丘の上の住宅街にある所で、急な坂がちょっときつかったけど
町までは徒歩10分で行ける͡好物件。

車も狭い路地を何とか通り抜けて、家の前で駐車することができた。

さっそくチェックインして、とりあえず洗濯物を全部突っ込む。

ネットにテレビに洗濯機。シビリゼイショーーーン!!


久々の街で、快適な文明生活を送ろうとおもった矢先
ここにきて、問題勃発。

車がまたしても、壊れてしまったのだ。

しかもこんな丘の上の路地裏で。

マークスはさっそく道端で修理に取り掛かっていて、そのうち近所のおじさんが
なんだなんだと集まり出して、電源や工具を貸してくれる人まで現れた。

結構な時間作業をしていたけど、夜になり食事をするために町へ繰り出す。



夜の街を散策しながら、事前に調べておいたお目当てのレストランへと向かう。

しかし残念ながら満席で1時間待ちと言われたので、仕方なく他を探す。

さすがグルジアの一大観光地だけあり、大体どこの店も満席。

しかもほぼ100% と言っていいぐらい、グルジア料理の店が殆どで
 テナントに入ってるレストランすべてがグルジア料理とか、普通にある。

どこに行ってもグルジア料理なので、初めて来た人にとっては何をもって
決めていいのかもわからない。

それもあってか、メニューを持って声かけてくる客引きがめちゃめちゃ多い。

店探しにくたびれ果てた私達は、もうどこでもいいやと言うことになり
客引きの一人に誘導されて、レストランに入った。

雰囲気はいい店なのだけど、客席3割増しぐらいでとにかく密度がすごい。

その密度の中で、息子がいきなり愚図りだして大泣き。

なんと、この店には「ヒンカリ」がなかったのだ。

夜も10時を周り、空腹の絶頂の時に食べようと楽しみにしていたものがない。

分かります、それ大人でも、涙もの。

息子の機嫌は珍しくなおらず、周囲の視線も痛くなってきたので
注文を取りに来る前に、勝手に店を出てきてしまった。

そしてこの夜はアパートに戻り、パンとサラミで終了ーー。

残念な夜だった😭







翌日。

朝一で車の修理に取り掛かるマークス。
午前中に何とか終わらせたかったらしい。

私と息子は街へ繰り出し、その辺で買い食いしたりして時間をつぶした。

しかし、午後になっても車はなおらず、結局近所のおじさんの案内で、
部品を交換してもらえる工場へ持ち込むことになった。

私は私で行きたいところとかあったので、午後は1人で別行動。

なんだかで久々の1人時間。

ここでももちろん、国立美術館にあるピロスマニの常設展へ足を運んだ。

心ゆくままのんびりと鑑賞た後は、道端の青空書店で立ち読みしまくり、
無駄にデパートやスーパーに入って物色したり、小洒落たカフェに
入ってみたり。

 









夫子供付きだったら絶対できないことを、ここぞとばかりにして満喫した。

家族といえども、1カ月以上も毎日24時間ずーーーーっと一緒にいると
正直息が詰まる時もある。

こういう息抜きがある時はいいけど、無い時私は皆と同じ空間にいながらも
さーーーっとシャッターを下ろして、突発的にに自分空間に沈没するという、
一緒にいる人からしたら、とんでもなくイヤーな癖がありまして。

喋りたくもないし、声とか聞きたくない時もあるほど。

1日か2日、
こっちが開くまで放置しておいてくれればいいだけで、家族はもう慣れたもの。

そういう時間がないと、こういう旅はホント無理で。

なのでティビリシの一人時間は、ものすごく満たされました。

街散策も面白かった。

そういえば、トルコから来ているというお兄さんにナンパされた😆

私が日本人だというと、友達のいとこが日本で仕事しているとか
日本について知ってる事を色々語り、親日っぷりをアピールしてくる。

私も暇だったので立ち話すること5分ぐらい。

すっごく楽しく話してくれてたのに、夫と子供と旅行中だという事を知った途端
「じゃあねーー」と 去って行った。

分かり易っ!





この旧市街の裏路地のボロ家は、9年前と同じ姿のまま佇んでいた。

中心部はどんどん近代的に開発されていく中で、今も変わらずこういうところが
あるのには、ホッとしたな。

こんなボロいのに壊さないのにも、もしかしたら何か理由があるのかも知れない。





これは、グルジア名物「チュチュケラ」屋さん。

ナッツ類に数珠状に糸を通し、色々な果汁と小麦粉を煮立てて混ぜたペーストの中に
ポチャンと入れて、引き出すとこういう食べ物が出来上がります。

なんのこっちゃ、だね。




これは今ではとても有名なスポットらしい、時計台。

インスタ映えするに違いない。

これは9年前には無くて、このエリアの変わり様には驚いた。


あとは、例のじいさまに遭遇したり。






さて、私が町ブラをしている間、車はすっかり直ったようで一安心。

 


 


夕食は下見しておいたヒンカリの専門店にみんなで行って、トワ坊大満足。



あっという間の2日間。

明日はいよいよ、ティビリシに来た目的でもあったグルジア的収穫祭
「ティビリソバ」に行く日。

それを最後のハイライトとし、グルジア滞在もあと3日というところまで
迫っていた。

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