2009/05/07

yaponski

5/5

どうも、ヤポンスキィの古都美です。
日本人という意味です。
ちなみに、ドイツ人はニメツキィ。

昨日からロシア語のレッスンを始めました。
移動中にパソコンにあるプログラムから流れてくる仕組みです。
一日30分ぐらい。

英語が世界の共通語なんて誰が言い出したんだ?

そりゃ話せるに越したことはないけど、英語を母国語にしている国なんて
数カ国だけじゃない?

その国にいったら、その国の言葉で話すほうがよっぽど喜ばれる。

通じるとかは別にして、言葉だけで会話を交わすよりもお互い
持ってるすべてを駆使して伝えようとし、また理解しようとするから
通じ合ったときの嬉しさっていったらない。

これから先に行く中央アジアの国々にも、ロシア語を話す人がけっこういるので
少しづつ覚えて、色んな人と話をしてみたいな。

さてさて、ここ数日はまるで楽園のようなところに滞在していました。

ウラジオストクから北に200キロぐらいのところにハサン湖という
でっかい湖を地図で見つけて、たどっていったらこれまたすごいところ
だった。

右手に海ほどのでっかい湖があり、左手には砂漠の国の何処かのオアシス
みたいなところで、なんでこの二つが同じところにあるのか??

美し過ぎて笑っちゃうところです。




ついたその日に、同じ浜辺のちょっと遠くの方にいたロシア人に明日の天気を
聞きに行ったら、その人たちもカイトサーファーですっかり気が合いそのまま夕食をごちそうしてくれて
次の日の昼ごはんまで面倒見てくれて、親切この上ない人たちと出会った。




またある日の夕方、先日手に入れたいくらで寿司を作ろうとしていたら若い青年が
やってきて、話をしているうちにすっかり楽しくなってきちゃって今度はこちらが
夕食に招待した。

23歳のロシア軍の将校さんで、この湖の半分は中国の領地なので国境を警備して
いるという。

寿司より、味噌汁に感動してました。

次の日、ロシア軍駐屯地内の彼のうちに水を汲みに行かせてもらった。

ちなみに彼らは英語はほとんど話せなく、95%カタコトのロシア単語と
あとはジェスチャー。辞書にイラスト。

どうにかなるもんなんです。

この湖は通りすがりにマーカスがサーフィンするはずだけで寄ったんだけど
結局人との出会いもあり4日滞在した。

日の出の太陽から、日が沈む太陽をなんにもさえぎるものがなく
ゆっくりと動くのを初めて見た。

雲が遠く遠く伸びていて、千切れた先のその先までもがずーっと見渡せる
ぐらいのすぱーーーっと抜けた大地。

にんにくの形をした、虫みたいな鳥がヒラヒラとへんなスピードで飛んでいる
不思議な楽園。

でっかい歯の子供から買った獲れたての魚を、グチャグチャに料理してしまい
マーカスに怒られた浜辺。

そこもまた楽園。

これ以上長くいたら、動けなくなってしまうので今日は泣く泣く移動してきました。

明日は近くにアムールタイガーがいるらしいので、行ってみようと思う。

1 件のコメント:

  1. 読んでます。
    「世界一簡単な英語」(倒置法)

    なんか湖のイメージが見える文章。端っこにマーが居ます。
    元気そうで何よりです!

    6

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