2013/04/08

ブログリニューアル&今年の旅のこと

お久しぶりの旅ブログ!
3年ぶりに、過去の旅記事などを色々合体させたりしてリニューアルしました。

Japan to(2) Germany
もともとは、自分の日本~ドイツへの引越し車旅をきっかけに立ち上げたブログですが、
その後もちょこちょこと旅を続けているので、私の思い出整理、回想録的な役割も含め
またまた復活させることにしました。

旅に関する専用のブログなので、日々の雑記はこちらには書きません。

日々のブログはこちらでどうぞ

ということで、このリニューアルに伴い、最初にやってくる旅のお話はこちら。



 イランです。

4月20日ごろからイランに行きます。

今年はちょっと長めに2ヶ月の車旅。

日本から乗ってきたランクルはまだまだ健在。

私はともかく、マークスが2ヶ月も有給がとれる事がすごい。
どうやって取ったかって?
答えは簡単。
去年消化してない分と、今年の分を合体!

そこを一気に合わせてしまう図々しさもすごいし、ある程度役職がある人が
2ヶ月休みを取っても誰も咎めることなく、会社がまわっていくという
ドイツの社会システムに、いつものことながら感心する。

実は今回の旅。
今年2ヶ月休みを取るというのは去年の時点でもう決まっていて、本当は日本を旅する
予定だった。
いつもながらの車旅で、安い車を日本で買って、西日本、九州、四国をグルッとまわって、
最後は車を売るなりあげるなりして帰ってこよう、という計画が8割方決まっていた。

しかし、予定は変更。

イランという国は頭の片隅にずーっとあって、いつか行ってみたい国だった。

ついでに言うとシリアも。

日本~ドイツの車旅の途中で、実はシリアもイランも行こうと思えば行けた。

だけど半年以上の長旅で疲れていたので、次の楽しみにしてまた来ればいいかと決めて
グルジアからトルコに入った。

その後始まった、アラブ諸国の民主化運動。

未だ内戦が続いているシリアの破壊っぷりは凄まじいもので、いつか行ってみたいと
思っていた美しい都ダマスカスも、もう見ることは出来なくなっちゃたのかな ?

そう思うと、なんでこの前行かなかったんだろうという悔しい思いでいっぱいだった。

今回のイラン行きはそんな思いが強かったからというのもある。

イランという国は、核兵器開発の件で以前、世界で最も悪名高い悪の根源である男が
「悪の枢軸」などと言い放ったおかげで、国際的にも問題になってる国の一つ。

そして、またいつの日かお節介野郎のアメリカが、イランを叩きにかかる可能性も
ないとは言えない。

5年10年先、日本は変わらずあるだろうな。
超便利な高速道路もバンバン出来て、快適な移動が約束されている国。
子供ができたら、いつか一緒に周ったっていいわけだし。

イランは・・・・?

潰されるのが前提という訳でもないんだけど、
万が一シリアみたいにぶっ壊されるようなことになる前に、
是非行っておこうという事になったのです。

という事で入国と滞在に必要なイランビザ。
6月に大統領選を控え、警備や外国人の入国審査が厳しくなる中で、取れるかどうかも
分からなかったんだけど、けっこうあっさり取れたので、晴れて行き先決定!

ちなみにもしビザが取れなかったら、東欧めぐり2ヶ月というのを予定してました。

昨日あたりから車の整備や準備に取り掛かり、やっとやってきたドイツの春と友に
旅ムードを盛り上げております。

いいねー、この出発前のワクワク感と、今か今かと待ちきれないこの感じ。
散歩に出かける前の犬のように、楽しみすぎてテンパって回転しそう!

明日が早くやってこないかなー。

今日のところはこの辺で。

ところで、「なんでイラン?」とけっこう渋い顔で良く聞かれるんですが、
その辺のことはまた明日にでも。



2 件のコメント:

  1. あはははは。
    楽しみ過ぎてクルクルしちゃいそうなコトミちゃん★
    きゃははは。
    待ちに待っている感じがウキウキ感がこちらにも伝わってきます。
    旅って不思議だよね~。あの砂がサラサラと流れていくような感覚。
    出会う場所や出会う人とも、一時(いっとき)を共有してる優しさとか視線とか。そうゆう色合い。
    良いね。素敵な力や光がキラキラしている。楽しみ。

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    1. うん、ついにやってきたのねこの季節。
      2年ぶりの旅だけど、今回もどんな出会いがあるのか
      楽しみよ。
      あまりイメージを膨らませずに、出会った人や時間を
      流れに任せて感じるような、そんな旅がしたいのねー。。。
      あ、かなえちゃん。あの本すごーく良かったよ。
      2回読んでしまった。
      詰まっていた何かがすーっと流れていった感じ。
      あとがきも素晴らしくよかった。
      旅の途中でもう1度読もうかしら。。。

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