2020/06/05

コロナ禍。旅には出れるのか?

 
ブログを公開するのは久しぶり。


このブログは10年前から細々と続けている旅日記です。

携帯に元サイトがうまく反映できなくて、過去記事などがカテゴリ別に
見れるのは、現在のところPCバージョンのみになってます。


チマチマと自分の旅のキロクとして気が向いたら書いてはいたんだけど
今回こんな状況で旅に出ることになり、コロナ後、いやまだ最中かもしれない
世界の状況はどんななのか、旅先の事に限定されるけど、滅多にない
シチュエーションなので、様子を伝えられたらと思ってます。


どこまで行けるか分からないし(というか、どこに行くかまだはっきり決まってない)
もしかしたら、どこかで返されることもあるかもしれないし、まさか
ドイツに戻れないなんてことは無いとは思うけど、万が一あったら洒落にならない!
とか、ヨーロッパからの旅行者は果たして歓迎されるのだろうかとか、
これまで考えたこともなかった心配事を抱えての旅。

それでも、やっぱり出たい!
行ってみないと、分からない!

頻度は分からないけど、旅先では出来る限りタイムリーな更新をしたいと
思ってるのでたまに覗いてみて下さい!

3月、旅を心待ちにしていた息子が書いた絵。




・・・・・・・

コロナ騒動で国境が閉鎖されてから早2ヶ月。

いよいよ再来週にEU加盟国の殆どの国境が開くとの知らせを受け、どんでん返しの返しを
喰らった気分。

行く気満々だった所で行く手を遮られ、もう行けないもんだと思って今年はのんびり
ドイツで夏を過ごそうとおもってたのに、いきなり行ける事が決まった。

遡れば私達は去年から、この春に4カ月の旅に出掛ける計画を立てていた。

もっと言うなら、本当は息子の小学校入学を1年遅らせて1年間の旅に出るという
計画もあった。

息子はあと3日誕生日が遅かったら入学も1年ずれるという、ギリギリの早生まれで
ドイツではあと1年待って入学できるシステムもあるのだが、私の住む州では
それが難しく、予定通り今年入学ということになった。

なので1年旅の計画は流れ、息子は幼稚園を3月いっぱいで退園させ
義務教育が始まる最後の長い夏休みで、4カ月ということになったのだった。

出発を予定していたのは4月の第1週目。

夫のこの4カ月の休暇の内訳は、2ヶ月は育児休暇の残り、そして1か月は去年の
有給休暇の消化と、もう1カ月は今年の有給休暇。

それを合体させたという訳。

休暇を取ることは人権ですから、役職に関係なくドイツではガンガン取ります。
(その代わり労働の効率と生産性が半端ないのもドイツです。)

 で、その4カ月の旅の計画と言うのは当初こうだった。

ドイツから車で、オーストリア、スロベニアを経てセルビアの友人宅。
そこから、旧ユーゴの国をいくつか南下しトルコ。
トルコ東部に住む知人を訪ね、そこからイラン入り。
イランの友人を訪ねつつ、大体1カ月ぐらいかけて周り、 アルメニアに抜けて
その後グルジア。
前回行ったカスベキ山をさらに突き進み、山岳国境を超えててロシア入り。
そして北上し、エストニアあたりからバルト三国。
でポーランド、そしてドイツ。

だいたいこんな感じで行こうと、準備を進めてる最中にロックダウン。

規制緩和の予定も延長延長で、5月になったころには希望がほぼ絶たれ、
2月に申請してそのままになっていたロシアビザを取り下げてもらった。

希望を捨てていなかったのはマークス。

国境がもし開いたら、どこにでも良いからとにかく旅に出る。

なんなら開いたその日にすぐ出れるようにと、着々と準備を進めていた。

私は、行けたら万々歳ぐらいの気持ちで、とにかく確実な情報が更新されるまで
動かないでいた。

なんとなーく、行けたとしても6月中旬ぐらいからになるだろうから
ノルウェーあたりまでのんびり行って、飽きたら帰って来ようかという話は
ちょこちょこしてた。

だけど、ふむ、ノルウェーね。。。

イマイチ乗り気でないのは私 。

そこまで行きたいと思わない。

なぜなら、物価が高いから。

物価が高いなら、食料をドイツから大量に持ち込んで大自然の中で1カ月過ごせば
いいじゃないか。

フィヨルドは入れ食いで、毎日アホみたいに魚が釣れるわけだし。
しかもサバだよ!

まあ、いつものノリで簡単にこういう事を言う訳です。

でも、ここで私がうんと言えば、ホントにそうするのは分かっているので
答えはいつもうやむやにしていた。

正直、彼が旅の一番の醍醐味だと思っている、大自然の中で1カ月というのが
私には無理。

かなりアウトドア派である事は自負しているけど、とにかく無理。

私も旅では自然に重きは置きたいけど、その国の文明文化に触れることも
大切な旅の要素。

だけどその、文明や文化に大抵は付きまとうお金と、北欧が故の物価が問題。

例えば外食や買い物で、物価高に毎回驚愕し、そういう場面でいちいち萎えて、
思う存分楽しめないのが目に見えてる。

うーん、どうしようか。

行くならやっぱり東の方に行きたいんだよなー。

なんてまごまごしてる最中、ついに国境開放のニュースが入って来た。

さて、どこに行く?!

というのが、今現在です。

と言うのも、スウェーデンで発生しているコロナ禍の惨状から、
接する国の国境が閉ざされていて、陸路でノルウェーに行く道が閉ざされている。

なので、ノルウェー行の話は今のところ消えつつあり。




 そこで秘かにホッとしつつも、今急上昇中なのがグルジア行き。

そう2年前にも行った、あの国です。

ノルウェーよりも断然、トルコ経由のグルジアでいよいよ気分が上がってきたー。

との事で色々調べてたら、あの辺、黒海付近の国ね。

7月上旬は、夏真っ盛りで暑いのなんの。

暑いのは、大の苦手です。

そういえば、4カ月の旅を計画していた当時、5月6月のまだ涼しい時期には
イランやグルジアを巡り、暑さが本格的になりそうな7月にはロシア入りして
北上しようと、ロシアビザも7月から有効の物を申請していたんだった。

なのに今回のゴタゴタで、あえて避けようとしていた7月のグルジア入りが有力に
なって来てはいるんだけど、はて。

涼しいけど物価高のノルウェー大自然の旅か
暑くてもう行った事あるけど、物価激安、見どころ満載、ご飯も美味しい
安定のトルコグルジア。

悩むーー。

国境開放は6月15日。

出発は6月17日の予定。

やっと開催の運びとなった息子の入学説明会が終わった翌日には、出たいところ。

あと10日って!

まずは、行先をはっきり決めねば。

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